
〈ローソファの辞書〉ソファの種類一覧
色々あるもんで、私も入社したての頃はみんなが当たり前に言う「カウチ」が分からず、机の下でこっそりググってました。
ってことは、今私が当たり前に使っているソファ用語も分からない人がいるのでは?
分かってる前提で話してないか?HAREMよ!いいのかそれで!
よくないので、ここではソファ探し初期段階の方のために〈ソファの種類、名称、特徴、それぞれどんな暮らしに合うのか〉を紹介します。
ローソファたち、あつまれ〜!
紹介する前に、まずはローソファの定義について。
ローソファ協会では〈座面高が36cm以下〉のソファをローソファと定義しています。
HAREMのソファは座面高が4cm~36cmで、半数以上が座面高20cm以下。ローソファの中でもローなソファが揃っています。
もくじ
座面が特に低い〈フロアソファ〉

ローソファの中でも特に低いのが〈フロアソファ〉。
・座面の高さが20cm以下
・脚がなく、ソファ底面が床に直に触れる
といった特徴をもつソファです。
ちなみにフロアソファには明確な定義がないので、HAREMが(勝手に)定義しました。
フロアと一体感が出るので、部屋に溶け込みやすいメリットがあります。
▼ 〈フロアソファ〉はこんな人におすすめ
・部屋を広く見せたい
・愛犬(特に小型犬や足の短い犬種、老犬)と暮らしている
・赤ちゃんや小さなお子様と暮らしている
・こたつに合わせたい
組み合わせ自由な〈システムソファ / ユニットソファ〉

複数台を組み合わせて、自由なサイズ・形・配置に作れるソファを〈システムソファ〉または〈ユニットソファ〉と呼びます。
家族の人数や間取りに合わせたサイズにできたり、家族が増えたり引っ越したタイミングで買い足せたり、ライフステージの変化やイベントに応じてフレキシブルに変えられるのが大きなメリットです。
▼ 〈システムソファ〉はこんな人におすすめ
・子供が生まれたり家族構成がこれから変わるかも
・今はマンションだけど、いつかは戸建てのマイホーム
・冬はこたつを囲みたい
・気軽に模様替え(レイアウト替え)を楽しみたい
広々と置くなら〈コーナーソファ / L字ソファ〉

この形のソファは〈コーナーソファ〉や〈L字ソファ〉と呼ばれていますが、この形のまま販売されていることはほとんど無く、複数台を組み合わせるシステムソファ/ユニットソファでL字型を形成しています。
HAREMのソファの多くはシステムソファなので、コーナー設置/L字設置できるものがたくさんあります。
▼ 〈コーナーソファ〉はこんな人におすすめ
・大勢で座りたい
・大人2人で寝転びたい
・リビングのスペースに余裕がある
足を伸ばせる〈カウチソファ〉と〈オットマン〉
コーナーソファ/L字ソファとごっちゃになりがちなのが〈カウチソファ〉。

「カウチ」は横たわるという意味で、ソファでだらだらと過ごすあの「カウチポテト」の「カウチ」です。
今ふとカウチポテトって一般的なのかな…と思って調べたら死語って出てきました。辛い。
コーナーソファ/L字ソファと形が似ていますが、座面の奥行きが一部分だけ前にみょーんと伸びたのが〈カウチソファ〉。なので、片側にしか背もたれがありません。

これまたややこしい〈カウチソファ〉と〈オットマン〉の違いについて。
〈オットマン〉とは足置きのことで、ソファの前に置いて奥行きを延長させ、足を伸ばしたり寝転べるようになります。使い方は〈カウチソファ〉とほとんど同じです。
とはいえ〈カウチソファ〉はソファであり、〈オットマン〉はソファに追加するオプショングッズなので、価格もサイズも全然違います。
HPやカタログでオットマンが見当たらない時は、オプショングッズのページを怪しんでください。
▼ カウチソファのメリット/デメリット
メリット:安定感がある。姿勢を変えてもずれない。
デメリット:でかい。位置が固定されている。
▼ ソファ+オットマンのメリット/デメリット
メリット:動かせるから好きな位置で足を伸ばしてくつろげる。スツールとしても使える。
デメリット:激しく動けばずれる。寝相でずれる。
背もたれが高い〈ハイバックソファ〉

〈ハイバックソファ〉とは背もたれが高く、頭まで支えてくれるソファのこと。
HAREMのローソファは部屋を広く見せるために背が低く設計されていることが多く、ハイバックソファに該当するのはかこみソファのみです。
▼ こんな方におすすめ
・背の高い家族がいる
・リビングとダイニングの間仕切りに使いたい
・肩までしっかりもたれかかりたい

ハイバックソファとまではいかないけれど、次いで背もたれが高いのがパルフィソファ。肩~背中をしっかり支えてくれます。

背もたれが低いソファには、オプショングッズで背中をしっかり支えてくれるクッションがございます。部屋の開放感と背中の安心感と、両者いいとこどりしたい方はこちらをどうぞ!
シーンや暮らしの変化に〈高さ可変のソファ〉
脚の付け外しで高さを変更

ソファをひっくり返して裏に脚を取り付ける/取り外す/付け替えることで、ソファの高さを2段階で変えられます。
脚の付属あり:カーヤソファ、ロハスソファ、プレートソファ
脚は別途購入:アルバソファ
取り付け方法や脚の高さはソファにより異なります。
ウッドベースで高さを変更

専用のウッドベースにソファを載せて高さを変えられます。ウッドベースは別売りで、木材はウォールナットやオークなどから選べます。
「高さを変えたい」だけではなく、ソファに高級感が欲しい、ウッドテイストが好きなど、「ソファの見た目を変えたい」という理由で選ばれることも。
該当するソファ:つみきソファ、ピカソソファ
座面を重ねて高さを変更

座面クッションを2段で使うか、一つ下ろして1段で使うかで、ソファの高さを変えられます。
木脚はソファを裏向けなければいけないし、ウッドベースは重量があるので、比較的気軽に高さを変えられるのはこのタイプ。
パルフィソファはデフォルトで座面が2段あるので、オプショングッズなどの追加購入の必要はありません。

キャリーソファはベース(座面)を2つ購入すれば高さを変更できます。

スキップ1ミニソファはオプショングッズの「ベースマット」を購入すれば、高さを変更できます。
以上!〈ソファの種類、名称、特徴、それぞれどんな暮らしに合うのか〉についてご紹介しました。
これらはすべてローソファに限らず、すべてのソファにおいて共通する種類です。
生地、カバー、素材の種類まで説明すると千夜一夜物語ぐらい長くなりそうだったので、今回は「形」に限ってお話しました。
とはいえ生地や素材でソファの価格は結構変わるので、〈ローソファの辞書〉シリーズとして小分けで発信できればと思います。やるぞ!